タイトルにも書きましたが、

「ベンスドープ（Bensdorp）のココアを知っていますか？」。

ベンスドープは、1840年、オランダのアムステルダムで生まれたチョコレート・ココアの名門ブランドです。

豊かな香りとコク、キメの細かさが人気でロイヤルダッチココアと呼ばれる高品質のピュアココアで、オランダ伝統の製法で作られた優れた品質は、世界の職人から高い評価を受けています。

私は、このココアが大好きです(*≧∀≦*)♡

同じオランダ産のココアといえば、超有名なバンホーテンをはじめ、ドロステなどの名門のブランドがあり、ベルギーやスイスにもココアやチョコレートで有名なブランドがたくさんあります。

学生の頃から、いろんなところのピュアココアや調整ココアをお試しし、どれもそのブランドのこだわりや香りに舌鼓をうち楽しんでいました。

でもやっぱり一番好きなのが、幼い頃から飲み慣れたこのベンスドープのココアです。

まろやか〜というよりは、きりっとコクがありビターな感じを受ける深い味わいと良い香り…

ココアを作っている小さな工場の倉庫にこのベンスドープのココアの箱がいっぱい並んでいるのを見るととても幸せな気持ちになります♡

チョコミント好きになった中学生の頃から、いつかはうちのココアでチョコミント… そう思い続けておりました☆

どうして祖父がこのココアを選んだかは、祖父が亡くなってしまっているのでもう聞くことは出来ませんが…

50年以上も前に祖父が会社を創立してしばらくしてから、このココアを仕入れて『純ココア』として小売を始めたのでした。

私が子供の頃は、このココアをミルクパンに入れ、少量のお湯を加えて弱火でじっくり練って、砂糖とミルクを加えてのばし、手間をかけて母が作ってくれた美味しいミルクココアを飲んでいました。

そして、それから数年後…

平成３年１０月１５日、今のプレーンの調整ココアの形のベースが作られて、手軽に一袋をカップに入れてお湯を注いだだけで飲める『カワグチのミルクココア』が発売されました。

今から遡ること２７年前のことです。